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自然薯出ねえ!雨不足2025”からっ梅雨”

自然薯出ねえ!雨不足2025”からっ梅雨”

本当に今年は雨が降らない梅雨でしたで。日々SNSでも雨が降らない、夏きのこ(ポルチーニ系)が出なーい。。とぼやいておりましたが自然薯の発芽にもやはり影響はありました。

自然薯は、例年この阿賀町ですと6月上旬~下旬に発芽します。気温が安定して20℃前後となり、地温も15℃を超える頃でしょうか。発芽は芽出し処理の有無や畝の温まり方によって前後しますが、発芽の決定的なトリガーのひとつが「土中の水分量」=つまり雨なのですね。ポルチーニと同じっちゃ同じですね。

自然薯の種芋は、ある程度の温度とともに水分がないと目を覚ましません。発芽直前の種芋は、土の中で水分を吸収しながら代謝を活性化させ地上に芽を出します。芽を出した後も十分な水分がないと伸びが悪かったり、途中でつるの先が枯れたりします。まあ先っぽが枯れたとしてもその後ある程度の水分があれば脇から伸びるんですけどね。

そこで今年のからっ梅雨ですから、もうヤキモキしましたね。日々雨雲レーダーを確認し(阿賀町は山間部なので天気予報は晴れでも局地的に雨が降るんです)、散水するか否かと。。しばらく悩みに悩んでいましたが7月中旬頃ようやく一雨降り始めたんですよね。

そこからはもう早い!笑。一気にツルも伸び始め、出ていなかった種芋からの発芽が進み、グイグイ葉も増え伸びる伸びる。やはり人生もそうですが、不安を感じ待っている時間はものすごく長く感じるものですよね。

雨は降り、自然薯は伸びましたがやはり夏きのこにとってはまだまだ圧倒的に雨不足。今のところこの辺は全く出ていませんね。。

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